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口頭

ネムリユスリカのアンヒドロビオシスと放射線耐性

中原 雄一*; 渡邊 匡彦*; 坂下 哲哉; 浜田 信行*; Gusev, O.*; 藤田 昭彦*; 黄川田 隆洋*; 堀川 大樹*; 小林 泰彦; 奥田 隆*

no journal, , 

アンヒドロビオシス状態のネムリユスリカに及ぼす放射線の影響を調べた結果、乾燥したネムリユスリカは4,000Gyという高い線量の$$gamma$$線を浴びても、水に戻して48時間後には半数の個体が生存していた。一方、2,000Gyの$$gamma$$線を浴びた乾燥していない幼虫の半数は48時間以内に死亡した。この結果は、アンヒドロビオシスによって急性的な障害が緩和されたことを示している。しかし、乾燥した幼虫であっても、高線量を被曝した場合は羽化までは至らなかった。乾燥幼虫,非乾燥幼虫ともに、成虫が得られたのは200Gy以下の線量を照射した場合のみであった。晩発性の障害に対してはアンヒドロビオシスによる保護効果はほとんどないことが示唆された。

口頭

$$gamma$$線による殺菌剤耐性昆虫病原糸状菌作出の可能性

西東 力*; 鳴海 一成; 杉山 恵太郎*; 田上 陽介*

no journal, , 

害虫防除に昆虫病原糸状菌を用いる場合、農作物に病気が発生しても殺菌剤を使用しにくくなる。このことは、昆虫病原糸状菌を利用するうえで大きな障害となっている。そこで、$$gamma$$線の照射による殺菌剤耐性変異体作出の可能性を検討した。供試菌として${it Paecilomyces fumosoroseus}$${it Beauveria bassiana}$を、殺菌剤として市販のトリフルミゾール剤を用いた。$$gamma$$線の照射は分生子に対して行った。照射線量は、分生子生存率の調査結果を踏まえ、100から1000Gyの5段階とした。照射前、分生子発芽に対する本剤の最少発育阻止濃度(MIC)は${it P. fumosoroseus}$で30ppm、${it B. bassiana}$で75ppmであったが、照射によって両菌ともMICを上回る変異体が幾つか得られた。変異体の病原性の詳細は未検討であるが、${it P. fumosoroseus}$変異体はシルバーリーフコナジラミ幼虫に感染した。以上の結果から、$$gamma$$線などの量子ビームの照射によって、昆虫病原糸状菌に殺菌剤耐性を付与できるものと考えられる。

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